■■ 各ブロックの構成 ■■
CAIMSTのPRBは4つのブロックと、2つのサブブロックからなりたちます。
「問題ブロック」「表題ブロック」「説明ブロック」「コメントブロック」「ヒントサブブロック」「メッセージサブブロック」
それぞれ、固有の
行頭文字
で始まり、ブロックは行頭半角スラッシュ「/」で終り、サブブロックは行頭半角文字「@/」で終わります。
※ サブブロックは,問題ブロック内にのみ置くことができます。
(ブロックやサブブロックをみんな使わないといけないということではありません。)
□□□□□□□□□□□□□□ 問題ブロック □□□□□□□□□□□□
(解答行)
← ここから
「問題ブロック」
解答行(1行)からスラッシュ'/'までが、問題ブロックです。
注:問題ブロックは1つのPRBに100個まで書けます。
*解答行*
1行目に解答を書きます。
(1行しか書けません)
注:
複数解答の場合は、セミコロン';'で解答間を区切ります。
(
10個まで
の複数解答が可能です)
例) (x-1)(x-2) ; (x-2)(x-1)
x^2-3X+2 を因数分解せよ。
正誤判定の際は、空白(スペース)は2個以上は無視されます。
解答内、答案内で、
This is a pen. と
This is a pen. は同じと見なします。
「答案」とは、caimst実施中の答入力の内容のことです。
ボタン表示をしたいときは、先頭に btnをつけ、その後に、選択肢をつけます。
セミコロン';'で選択肢間を区切ります。
(
10個まで
の選択肢が可能です)
btn コマンドの詳細については、こちらを参照して下さい。
*問 題*
2行目以降に問題を書きます(表示文字は緑)
問題内には,「問題文」「サブブロック」と4つのコマンド
(画像表示,消去,子プロセス実行)を書くことができます。
「ヒントサブブロック」
ヒントボタンを押すと、その問題にヒントサブブロックがあれば,
表示されます。ヒントがなければ「正解」が表示されます。
画像(1つ)、音声(1つ)、外部プログラム起動が可能です。
*画像や音声のみで、文字が無い場合は、サブブロック窓は表示されません。
@hint に始まり, @/ で終わります。
例)
@hint
be going to 〜
〜するつもり
@/
「メッセージサブブロック」
正解になると、もしこのサブブロックがあれば表示されます。
画像(1つ)、音声(1つ)、動画、外部プログラム起動可能です。
*画像や音声のみで、文字が無い場合は、サブブロック窓は表示されません。
@mess に始まり, @/ で終わります。
(メッセージサブブロック内でも,上記のコマンドが使えます)
例)
@mess
そうそう、その調子!
@/
/
← ここまで
問題ブロックの最終行の行頭に'/'を置きます。
/ の代わりに,/FB とすると,強制フィードバックとなり,それまでの問題をすべてクリアしないと先に進めません。
□□□□□□□□□□□□□□ 表題ブロック □□□□□□□□□□□□
~
← ここから
「表題ブロック」
'~' が行頭にあると、それ以降は 行頭に '/' が来るまでの各行を「表題ブロック」と見なします。
次の表題ブロックまでの問題が全問正解になるまで、表示され続けます。(表示文字色は白)
画像、音声、外部プログラム起動可能です。
/
← ここまで
□□□□□□□□□□□□□□ 説明ブロック □□□□□□□□□□□□
&
← ここから
「説明ブロック」
'&' が行頭にあると、それ以降、'/' までを「説明文ブロック」と見なします。
画面表示は 水色 で、表示終了後、リターンキーを押すことによって、次へ進みます。
これは成績には関係ありません。
説明ブロックは連続して使えますが、次にくる問題ブロックが問題が未正解の場合、
フィードバックしてきたときに、全部再表示されます。
ただし、ブロック終了のマーク '/'のかわりに'/FB'としていくと、説明ブロックは
次のブロックとの接続が切れます。
つまり、次にくる問題が正解でなくても説明ブロックは再表示されません。
/
← ここまで
□□□□□□□□□□□□□ コメントブロック □□□□□□□□□□□
*
← ここから
「コメント」
'*' が行頭にあると「コメントブロック」と見なします。CAIMST実行時には、全く無視されます。
「コメント」の終わりも '/' です。
PRBをつくる時のおぼえ書きなどとして使います。
/
← ここまで
■■■ ブロックのまとめ ■■■
行頭文字
説 明
~
表題ブロック
*
コメントブロック
&
説明ブロック
(解答)
問題ブロック
/
各ブロックの終了
/FB
強制フィードバック
@hint
ヒントサブブロック
@mess
メッセージサブブロック
@/
サブブロック終了
行頭文字以降、行末までの文字は無視されます。
各ブロックをネストすると、問題読み込み時にエラーを起こしたり、正常に動作しません。
サブブロック(hint, message)にも、画像や音声を出力できます。
ヒントサブブロックと、メッセージサブブロックは、必ず、問題ブロック内に置きます。
ヒント・メッセージサブブロックの行数は5行までです。6行以上は無視されます。ただし、文以外の命令については、6行目以降にあっても構いません。
複数解答やボタンの選択肢は、最大10個まで
1行は80文字までで、末尾に必ずリターンが必要である。80字以上は、無視されます。